読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

***心模様***

後期高齢者になった両親の老々介護・それを支えていくこどもたちのお話が主です。スピンオフとして私の趣味の写真などを載せていきます。

デイサービスを見学。

デイサービスというのは住んでいる市町村でしか受けられないので、電車を入れて30分ちょっとの場所へ見学に行ってきた。実家からだと車の方が楽な場所であるが、送迎をしてくださるとのことだった。

お話を施設長さんから伺って、利用者さんのいるお部屋へ案内された。デイケアの様子を見学…ラジオ体操があったので(よせばいいのに)ラジオ体操第2までやってきた(;^ω^) 入浴介助もしてくれる。用事がなければ午前中もう少しいられたのだが、施設もお昼を作ったりするので忙しそうなので、後日両親と下が見学にくる話をして、キーパーソンは私にしてもらった。

 

80代の独居老人の女性が多かったように思う。そう考えると(父も送った資料で気づいたそうだが)母はまだ若い方だ。元気溢れる老人たちは、ゲートボールだったりフィットネスクラブにいる。母も60代の頃にスイミングに行ってみたのだが、喘息が出ると無理なので結局、続かなかった。いや…どうだろう?フィットネスクラブも自然にボスができたりして、何気なく派閥があるのは、私が通っていてしみじみ感じる。この時期だとHalloweenの格好でやるとか…そういう茶目っ気は私にはないし余り好きじゃないので、若輩者でも「仕事で~す」とスルーするくらいだ。だから母には無理だろう。周りの方を”自分にはいない姉”のように接することができればと願う。

 

デイサービスの利用料金は介護度によって異なってくる。食事代・おやつ代を別途として(ほかに健康管理等が介護保険から引かれるようだが)1回の利用で要介護2で1600円強だった。料金的には妥当だと父は話していた。

今、下からメールが来て「見学した上で持ち帰って話をしてから契約をしたい」とのこと。早朝に新幹線で上京してお茶も飲まずに見学に行く気合いは、下の母への愛情なのかとしみじみ思う。

 

今日は夫と車で行くことができた。初めて見るデイサービスの光景に、彼の母がかつて受けていたことを想像していたのだろうか。或いは彼の母親が元気だった頃を思い出していたのだろうか。戸惑いながらも黙って見ていた。

帰りに実家のポストに資料とメモを入れて投函しようと車を走らせると、母と同じくらいの近所の方が歩いてバス停へと向かっていた。声をかけることはしなかった。誰にでも老いは訪れるし、病気も同じだ。お子さん(下と同い年)が一緒にいたのだが、「ああ…親子で歩くのもいいね」と、割とサラッと見ていられた。「何でうちの母だけが?」という感情はもうとっくにない。「何故私たちが介護問題に?」など愚問。私の手帳が書き込みでいっぱいになって、例年より早くボロボロになってきたことだけが、私たち家族の軌跡であるのだから。

f:id:kanade15:20160913000541p:plain