***心模様***

後期高齢者になった両親の老々介護・それを支えていくこどもたちのお話が主です。スピンオフとして私の趣味の写真などを載せていきます。

脱出希望だったのね。

高齢者と向き合う機会が多かったこの1年半。両親・親戚のみならずスポーツクラブでも言われたことは、「今しかあなたはお母さんを見られないと思うし、私も娘がいると心強いの」とか「仕事と子育て(大学生)は大変だと思うけど、あなたが潰れちゃ駄目だから、私たちは毎日来られる身分になったけど、息抜きで週に1日は顔を出しなさいよ!」等々、色々なエールを頂いている。

施設入所になったとしても、私は車がないので電車で行くしかない。それよりも過日書いた母の「外へ出たい思い」は、在宅だけではなく施設でもあることだそうだ。

 

母が父と違う場所で過ごす時間が欲しいと昨日、はっきり言った。デイケアを受けたい曜日は当初と変わったので、やはり平日に毎週とはいかなくても母のもとに出向いた方がいいということははっきり分かった。車を運転しないので遠出はできないけれど、何か違う環境で話したりできればいい。生憎実家の方にコメダ珈琲店はない…これは実家の近くの奥さんが話したことだ。「ちょっとお茶でもできるところがこの辺にはないのよね。家に呼ぶとお父さん(旦那さん)がいるから話しにくいことって山ほどあるのよ」←私も重々承知しておりますm(__)m これ、男性側もあるらしくて、夫も会社のことは私に余り話さないし、友達とのことも余り言わない。我が家は、出かける先だけ言えばOKな不可侵条約を結婚当初より締結している。誰と出かけるかは行き先に応じて分かっている。

 

ああ、そういうことだったのか。今までの母の心の移ろいや体調を思うと符合してきた。今回は足の怪我が原因で2階にも上がれなかったため、家の中に閉じ込もるしかなかった。おうちが好きだけど、理想のものを買い、置き場所も自分で決めた。できあがってしまたおうちにいつもいるのに飽きてしまうのだろう。実家を建て替えてから暫くは調子が良かったのだけれど、母を置いて自分の趣味に走ってしまう父が羨ましく妬ましく思えてきたのだろう。シンプルに「一緒にいる時間も欲しい。帰ってきてご飯食べて寝るだけ?」でもあり、「私も何か好きなことをできる範囲でやれたらいいのに」と、病院に課金(治療なのだけど)しても治ることのない思いがドカーンときたわけだ。

 

父に何度も下が「退院しても治っているわけじゃないから接し方に気を配ってあげて」と言い残して宿へ戻ったそうだが…父の軌道修正はほぼ、困難だろうなと思う。

 

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