***心模様***

後期高齢者になった両親の老々介護・それを支えていくこどもたちのお話が主です。スピンオフとして私の趣味の写真などを載せていきます。

習っておけばよかったと後悔する。

今日は休みだったので、頼んでおいた身欠きにしんを前日からあく抜きをして煮てみた。確か母は3日かかると言っていたが、もしかして私は材料を選ぶ段階から間違っていたのかもしれないなどと色々考えていた。記憶をたどり、最後はネットで調べて作ったのがこれ。

 

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「米のとぎ汁でやればいいわ。あ、ぬかがあるならなおいいじゃない」と母は昨年末言っていた。その通りに昨晩、ぬかにつけておいたが、どうも脂っこい。お茶で更にあくを取り(母はとぎ汁を3回変えていた)時間をおいてから洗い、煮汁を作ってから煮込んで1時間経ったのがこの写真。

 

「これはにしんが違うんだ」と分かったのは、煮崩れしだして分かった。だから今宵はにしんそばしかできない。

母は固く干してある身欠きにしんを選んで買い求めた。そのために遠路出かけることもしばしばだった。この年末年始も食材は買ったけれど「腕が落ちた。こんな味じゃなかった」と何度も呟いていたのだ。

 

新年会はしなくても誰かのために(私も好きなのだ)作っていた煮物。母が買っていたであろうにしんはもう、買いに行くことはできない。お店が閉店してしまうからだ。

何とか入手できたら、今のうちに母に味付けを習っておこう。何十年と作っていたものを思い出すのに時間がかかってもいい。そのレシピを書くことができない母だけど、味覚はまだしっかりしているからこそ、しっかり教わりたいと思っている。