***心模様***

後期高齢者になった両親の老々介護・それを支えていくこどもたちのお話が主です。スピンオフとして私の趣味の写真などを載せていきます。

依頼されたことをやろうと考える。

母が通っているデイサービスで「保育園の子供が使えるようなままごとの道具」を作ろうという話になって、母はフェルトでジャガイモを作る担当になったらしい。

最初に「今、ジャガイモを作っているの」というので、「え?今植える?」と大きく勘違いをした私。「違うわよ。縫うの」はいはい、分かったよ(笑)

 

チラシを子供の手の大きさに丸めて、芽の部分は裏から糸で縫って引っ張って凸凹を作る。それから縫えば本物らしいでしょ?

 

大した発想。手芸が好きで手が抜けない人ならではの発言に脱帽した。

 

デイサービスの曜日を変えて、年齢層が自分に近くなった。でも母からみて「すぐに忘れてしまう認知症の人がいる」けれど「危害を加えるわけじゃない。穏やかな方たちばかり」なので、「毎週行かなくては私は他者との触れ合いがないとよくない」という冷静な判断ができるようになっていることに安堵する。

 

問題は耳鼻科への通院がもう3か月目になり、運動と節約を考えて50分歩いて帰ってきて風邪をひいているという行動パターンである。

電話を切った後で、母がこの50分を裏道を通って”自分で”帰ってくるとは思えないことに気づいた。

父が一緒の時だったら裏道から帰ってくることはできるだろう。恐らく母は大通りしか覚えられないはずだ。

 

何にしても、デイサービスに行って疲れてお弁当を買うということに抵抗がある母。それで週1日だけしか行けないと考えているのだろう。

私だって仕事が遅くなればデパ地下で総菜を買って帰ってくることもある。時間があれば前日や出がけに作ることはできるし、そうそう買って帰ることもできない。

 

「でもね。週に1日、1食500円の幕の内弁当を食べてもいいんじゃないのかな?」

そう母に伝えた。「風邪で咳が止まらないけれど、緊張すればでないって不思議ね」

家で咳き込んでいた母の顔と、電話で話す母の声が変わりつつある。