***心模様***

後期高齢者になった両親の老々介護・それを支えていくこどもたちのお話が主です。スピンオフとして私の趣味の写真などを載せていきます。

要介護認定更新 下の巻。

下に当日メールを入れて様子と私がブチ切れたことを伝えたところ、「入浴介助も必要になりますね」と返って来た。あれだけ他者の介入を嫌がっている両親にしてみれば、それを受け入れるかどうか。殊に父は「おれがやる」と言い張るだろうことは見えている。

父は真珠腫性中耳炎の手術を8年ほど前に受けている。進んだ状態での手術だったため、耳から側頭葉が直接見える状態なので、父の入浴事態に私たちは気を揉んでいる。そういう人が入浴介助をすること自体に無理がある。

 

デイサービスには入浴施設があるので、そちらを利用することは可能なのだが、毎日入浴している母が、介護サービスを使って隔日或いは週に2回になるとなったらまた、抵抗するだろう。

全てが見通せることであって、説得する力も尽き果てている私は、ケアマネさんに話をしつつも最終的には下の判断になるので、介護認定いかんでは下に来てもらって(流石に夏は来るだろう)説得工作を頼みたいところだが、昨年徒労に終わったこともあり、無理かな…と覚悟はしている。

 

あの日、帰りの車で気づいたのだが、父も母も「看病はした」けれど、「介護はしたことがない」人たちだ。看病…伯母が意識がなくなっている時に脇で付き添いベッドに寝てみていたという感じ。父の姉夫婦と交代だったので、週に1日(父は2日)出向いていた。おむつを取り替えるのは孫だけだった。本当の意味で介護というものは何かを受け手である母と実際行う父は体験していない未知の世界であるということ。その子供である私と下が「看病も少しして」「介護も少ししている」現実である。

 

さて。私は介護認定更新の時に来た調査員の方に対して、時間の我儘を聞いてもらったが、言われたことにひっかかったのはこれだ。

私は専業主婦ではないことは先にケアマネさん経由で伝えてある。

「隣の市に住んでいて、月1日のケアプラン会議の時しか来られないんですか?」

仕事は週に5日。自宅からも実家からも遠いところに通っている。ケアプランの日はスポーツクラブと通院・或いは実家に行くので、完全オフがあるようなないような毎日。

私は責められているのだろうか?という感触を持ってしまい、段々と凹んでいった。

下は遠いから「無理ですよねえ」と…責められている?と更に凹む私。

 

介護をすると決まった時に、週1日の仕事を2日に減らしたが、それではやっていけないので半日をもう1日増やした。非常勤なので祝日があれば日曜日の仕事も受ける。

 

「申し訳ない。うちも生活があるんです。まだ大学生がいます!これで精いっぱいです」

 

言い切れなかったなぁ…傍で聞き耳を立てている父の脇では。