***心模様***

後期高齢者になった両親の老々介護・それを支えていくこどもたちのお話が主です。

それぞれの言い分とちょっとした寂しさ。

ケアプランの件で実家に行くと、両親は喧嘩ばかり。原因は毎度のドクターショッピング希望に対して、父がそれをよしとしないことに対して、日常の些細なことから勃発するらしい。

 

ある病気を見て貰っている病院での話。

 

母の言い分:私が精神科に通っているからでしょ?見てくれる医師が私の訴えではなくお父さんに話をするのが面白くないのよね!

父の言い分:実際に検査結果を見て、内視鏡の結果も踏まえて「良くなった」と言われているわけだよ。それ以上何もしようがないじゃないか。お前に話しても痛いということしか言わないだろ?

 

同じことを訴えるということが、心からなのか、軽度認知障害からなのか。担当医も困っておられるのだろう。付き添いが80歳の父だからまだいい。これが私だったらもっとさくさく「分かりました」と帰ってしまうだろう。

 

堂々巡りの中(この話自体3回以上している。母が辛いのは分かる)ケアマネさんと話したのは、

①デイサービスに行く意味は、お父さんと離れることであり、入った当初よりできないことがあるのと、何かをすることは必須ではないから、横になってもいいこと。

②ご飯を作ることに囚われないようにしなきゃいけないこと。お父さんだってそれでいいと言っているのだから、手を抜く日にして欲しい。

因みにこの話も3回くらい話す。母の感情>周りの意見なので、収めることは多分完全にはできていない。

 

転勤してきた下が月末の土曜日に実家に来る。その時が母には何よりの楽しみである。

「あの子は黙って私の話を聞いてくれるから」配偶者も相槌を打つにとどめてくれる。それは私の夫も同じだ。

 

私はそれができない。即座に判断して言葉に出すのは性格(父と似ている)と仕事柄でもある。

だから、帰り際に私の顔をしみじみ見て、「あなたはお父さんそっくりね」と言われて、嫌ではないが言外の意を汲んでしまった。

母の中には冷静と冷たいの区別はない。自分の話を聞いてくれる人が大好きなのだ。

幼子にも似ているこの心の移ろいを拾って行くことが私にできるのだろうか?

 

父には困ったことがある。「お前は怒ると50年前の話を出してくるんだよな」

ワンオペ育児だったことを恨んでいる。営業職だった父。接待ゴルフも飲み会もあったから、「子供たちと芝生で遊んでくれたことあった?」「下が夜中に熱を出した時に徹夜マージャンしてお給料を持ってこなかったじゃないの!」←昭和40年代の話です(^_^;)

 

話をたっぷり2時間聞いて思うこと。

一度精神科の担当医と話をした方がいいのかな。ちょっと揺り返しが来ていることを。

父が伝えきれないことを鑑みて、母の言動を伝える必要があるかもしれないと判断した。

 

実家に行った日はいつも冷凍餃子だ。夫よ、申し訳ない。

 

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